飴ちゃん舐めたい

あめ、たまに食べると美味しくない?

銭湯の暖かさ

銭湯に行くのが好きだ。最近は交互浴にハマっている。熱いお湯と水風呂に交互に入るやつ。その前はサウナに入っていて整う楽しみを享受していたが、サウナはあんまり銭湯にない。それに髪がパサパサになる。なので最近はもっぱら交互浴。こっちでも十分に整うし、問題なし。むしろ顔は涼しいので過ごしやすく、こちらの方がいいまである。銭湯は最高です。

整いもいいのだけど、銭湯が好きなのはそこにいる人間が好きだから。銭湯にはいろんな人間がいる。部活帰りと思われる中高生の集団、親子、おじいちゃん、お兄ちゃん、刺青の入っている人、なんなら全身残さず墨が入っている人、太っているひと、痩せているひと、就活の話をしている大学生二人組、一緒に交互浴で整っているおじちゃん。本当にいろんな人がいる。そんないろんな人の中、みんなで銭湯という日本文化を味わう。とても生きている感じがする。そこに私は惹かれるのだ。このまちで、みんなで、積み重ねてきたものの上に、生きている感じ。いろんな人が住んでいて、日々の生活を送り、いろいろな嬉しいことがあり、ときには悲しいことがあり、そんなふうに血の通った、色のついた生活をしている。その中で私も共に生きている、そのことをひしと感じられる。つながっている感じがする。お湯ももちろん温かいが、そういうぬくさもまた、私も銭湯へ向かわせるのだ。